おみやげ情報サイト「OMIYA!(おみや)」のアイデア・制作ウラ話・将来的な展開について

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2016年8月12日に、新しいサイトの「OMIYA!(おみや)」をオープンしました。

もちろん、いきなりできたわけではなく、オープンするまでにいろいろな準備がありましたので、どんなことをしていたのかや、制作中の話や技術的なことについて振り返ってみます。

このページの目次

OMIYA!のアイデアは5年以上前からあった

今回ようやくオープンできたOMIYA!ですが、実はこういうサイトをかなり昔からやってみたいと思っていました。

結婚する前後ぐらいから旅行することが増えて、おみやげ屋を見る機会が増えたんですよね。

そこで気になってくるのが、おみやげの原材料のこと。

昔はかなり食にこだわっていたこともあり、神経質すぎるぐらいに気にしてたんですよね・・・。

こういう情報ってネットで調べても出てこないし、なんとか自分でまとめることができたら便利だろうな〜と思ってたんです。

でも、ふと思ったところで当時の自分は今以上に何もできなかったので、結局行動に移すことができずでした。

2015年12月23日、JR松江駅でふとひらめく

その後、このアイデアのことはすっかり忘れていて、ノマド的節約術の運営に夢中になっていました。今でもそうなんですが・・・。

そんな2015年12月に、「とっとりずむ」を運営する酒本さんに会いに鳥取に行ってきました。

そのあと、せっかくなので島根県にも行って、出雲大社にも寄ったんですね。

そのあと、松江にも寄って、さあ帰ろうと思ってJR松江駅のおみやげ屋さんをふらふら歩いているときにひらめきました!

* * *

今までの経験値と人のつながりを活かせば、おみやげのサイトが作れるのでは?

ノマド的節約術でもライターさん、編集者さんがいるし、紹介してもらったりできればなんとかなりそう。

1つ1つ実際に買ってみて、食べた感想を載せていけば面白いサイトになりそうな予感。

日本全国あったら面白そうじゃない?

原材料・内容量・賞味期限・保存方法がしっかり書かれてたらうれしいのでは?

おみやげがどこで売ってるのかがあるといいなあ。

将来的にインバウンドもできたら面白そう。

* * *

これらのことが頭の中を一気にぐるぐるし始めて、一気にOMIYA!の設計ができあがっていく感じだったんですね。

今まで点と点でしかなかったことが、いきなり一気につながって頭の中で組み上がっていく感じがありました。

久しくこういうことがなかったので、一人でめちゃくちゃテンション上がってましたね〜!

Evernoteのメモに箇条書きで残しているのを見たのですが、サイトオープンの時点で、書いていたことの8割ぐらいは実現できていました。

JR松江駅から帰りの電車で、考えていることをざっくりまとめて、一緒に動くことになる守岡さんにすぐ相談した記憶があります。

数日後、年末の時期にもかかわらず、実際に会って話をして、やってみようという動きになり、OMIYA!プロジェクトがスタートしました。

OMIYA!の外観

余談ですが、別に運営している「ふらっと」というサイトも、実は青春18きっぷを使って出雲に向かっている途中にひらめいたアイデアだった記憶があります。

個人的に、島根県には何かと縁があるのかも・・・。

すぐにドメイン取得、SSL証明書を取得しました

やると決めたらすぐに動かないと熱量が冷めてしまいます。

すぐにサイト名を決めて、ドメイン・SSL証明書を取得しました。

いずれ、とんでもないアクセス数になるだろうと思っているので、その先を見越してサーバーはAWS(AMIMOTO)にしています。

CMSは何を使おうかとちょっと迷いましたが、更新の多くなるサイトということで結局WordPressを選びました。

あんまりPHPを動かしたくないので、WordPressもどうかと思ってるんですが、しかたないですね。

この時点でまだ2015年は終わっていません。
すぐに動いて、すぐに対応しています。

記事のテンプレート作りに時間がかかった

そこから、最初のおみやげの記事が公開に至るまで2ヶ月かかっています。

実際のところ、ほとんど動いていなかったのですが、記事のテンプレートを常に考えていました。

おみやげの記事は、WordPressのカスタム投稿で行っているのですが、とにかく考えることが多いんです。

何を入力して、どう表示させるのか、アーカイブ化しておく情報はどうするのか、将来的に検索機能を持たせることを考えると、WordPressのデータベースまで意識した情報の持たせ方まで考えないといけません。

OMIYA!は、将来性がかなりあると思っているので、アクセス数が増えたとしてもサイトの表示速度を遅くするわけにはいかないんですよね。

いろいろと試行錯誤した結果、ようやく記事の編集画面が形になりました。

見せたいところですが、これは企業秘密になるので、見せられません・・・。

基本的にはWordPressの投稿画面ですが、いろいろと拡張していますので、かなり入力項目が多くなっています。

WordPressの仕組みが詳しい人が見たら、なんとなくどうなっているのかはイメージできると思いますが・・・。

ロゴ・デザインの作成

この時点ではまだデザインも何もできておらずで、そろそろ進めていかないと結局企画だけで終わってしまう危機感がありました。

私はデザインができないので、守岡さんに依頼して作っていただくことに。(実際の制作は守岡さんの仲間であるデザイナーさん)

ロゴも何度か案を作っていただき、しっくり来るのが出てくるまで3〜4回はかかりました。

ロゴが決まったら、全体の雰囲気も決まるので、あとはサイトデザインを作っていく段階になります。

サイトデザインに関しても、出来上がったものに対して、私がいろいろ意見してあれこれ伝える感じでした。

制作のこだわりについて

デザインがある程度できあがったら、それを形にしていかないといけません。

web制作に関しては、いつもお世話になっている今村さんにお願いしました。もう2年以上一緒に仕事していて、年々技術力が伸びているのがわかるので、絶対的に信頼しています。

いずれアクセス数が伸びるだろうと思っているので、今回は人が多くなったとしても表示速度が変わらないような作り方をしていただきました。

ムダなファイルは読み込まないのはもちろん、今回はjQueryすらなくして、本当に必要な処理だけをJavaScriptで書くようにしていただいています。

他にはHTTPリクエストを減らすために、SVGファイルを使ったり・・・

構造化マークアップの対応はJSON-LDで行ったり、目に見えないところでのこだわりが多いです。

中でも目玉となるのが、スマホで見たときのスワイプですね!

タブがスワイプできたり、おみやげの一覧が出ているところをスワイプできて好きなのを探したりできるのが個人的に最も気に入っているところです。

OMIYA!の関連記事はスマホでスワイプできる

ライターさんはこれまでのつながりを活かして紹介していただきました

枠ができても、肝心のおみやげ情報がなければ、サイトとしては成り立ちません。

記事を書いていただくライターさんが必要になりますよね。

今回気をつけようと思っているのは、私自身がなるべく手を動かさないこと。

記事を書いたりするのはなるべくしないようにして、ディレクションだけができるようにしたいと思っていました。

他にもたくさんやるべきことがあるので、自分がいなくてもOMIYA!が回り続けるようにしておきたかったんですね。

で、ライターさんをどうやって見つけたかというと、基本的には私自身の今までのつながりがベースになっています。

お願いできそうな人に直接声をかけたり、いくつかのオンラインサロンでライターさんを紹介していただいたり、という感じですね。

灯台もと暮らし」の佐野さんが運営するオンラインサロン「編集女子が”私らしく生きるため”のライティング作戦会議」や、フリーライターの吉見さんが運営するオンラインサロン「吉見夏実のWebライター養成塾」でライターさんを多く紹介していただきました。

いきなりだとこんなことはできないので、今までのつながりがあったことに本当に感謝ですね・・・。ありがたい限りです。

今後の展開について考えていること

自分が使いたいと思って始めた「OMIYA!」は、とりあえず思い立ったら動く、勢いで作ったところがあるので、将来的にどうしようかというのはまだあまり考えていません。

マネタイズがどうこう、って話はよく聞かれることではあるんですが、そんなこと気にしてたら選択肢が狭まってしまうので、やりたいことをやるようにしています。

ひとまずは、おみやげの情報を充実させることで、OMIYA!を見に来ていただける理由を作っていこうと思っています。

1記事1記事、自分で写真を撮って、食べた感想を書くという地道な積み重ねになりますが、それを繰り返していくことで信頼性のあるサイトになればいいな・・・。

まずは、できる範囲でのGoogle AdSenseやアフィリエイトも狙いますが、将来的にはおみやげ屋さんや製造者さんと何か一緒にできたりすると面白い気がしています。

なんなら、OMIYA!プロデュースでオリジナルのおみやげを作ってもいいかもしれません。

運営者の自分でも気づいていない可能性を秘めているサイトだと思っているので、今後も旅行や出張するタイミングでOMIYA!を使っていただけるとうれしいです!

→ OMIYA!(おみや)のサイトはこちらから

守岡さんの有料noteも面白いですよ!
参考:おみやげサイト「OMIYA!(おみや)」公開!サイト制作にあたっての制作秘話・考え方・マネタイズなど。