WordPressで運営しているサイトにGoogle AdSenseのコードを貼ることがあると思います。
その時にパソコン用、スマートフォン用でGoogle AdSenseのコードを貼ったり、貼らなかったりしたいことがあります。レスポンシブのサイトの場合は特にあると思います。
そんな時に、WordPressの関数であるwp_is_mobile関数を使うことで、パソコン用・スマートフォン用の表示を切り替えることができます。
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wp_is_mobile関数の使い方
wp_is_mobile関数はすごく単純で、現在表示している端末がスマートフォン(タブレット)かパソコンを判定してくれます。
<?php if (wp_is_mobile()) : //スマートフォンの場合の表示 echo "a"; else : //パソコンの場合の表示 echo "b"; endif; ?>
上記のコードを例にしてみましょう。スマートフォンでこのコードを実行すると、「a」としか表示されません。逆にパソコンだと「b」が表示されます。
スマートフォンサイトでは、AdSenseルールが細かい
Google AdSenseは、パソコンのサイトでは問題ないことであっても、スマートフォンサイトだと規約に反することがあります。
パソコン用サイトだと、横に2つAdSense広告が並んでいても問題ないですが、スマートフォンサイトだと、見えている画面に1つしか広告が表示できません。画面内に2つ以上の広告が表示されていると規約違反になります。
レスポンシブで作っていると、パソコンサイトでは横2つ並べていることがあります。スマートフォンでは、2つのうち1つだけしか表示させないようにしないと、規約違反になってしまいますので、注意してくださいね。
1つだけしか表示させないようにする時に便利なのが、wp_is_mobile関数という訳です。
上記のサンプルコードを参考にして、スマートフォン用・パソコン用のAdSense表示を制御してみてください。
AdSenseはレスポンシブ対応している
ここまで紹介しておいてなんですが、Google AdSenseはレスポンシブに対応しています。コードを改変して表示させることが可能です。
なので、普段はレスポンシブ用のコードを書いておくのが一番です。
今回紹介した、wp_is_mobile関数を使うシーンは、スマートフォン表示でGoogle AdSenseの規約違反になってしまう場合のみだと思います。
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