つくづく自分は人に物事を伝えるのが苦手だと思っています。
だからこうやってブログに文章を書いてトレーニングしているものあるし、会話するときも言葉にとても気を遣います。
常々、このどうやって物事を相手に伝えるかを考えていて、文章の書き方系の本を読むことも多いです。その中で、最近「伝え方が9割」という本を読みました。佐々木圭一さんという方が書かれた本で、ベストセラーにもなっているようです。
前から気になっていたので、読まないわけにはいかないと思い手にとってみました。読んでみると、思いの外、学びが多くて、この本に書かれている技術を身に付ければ、いろんな場面で生かせると思えました。
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伝え方は技術
この本を読んで印象に残ったのは、伝え方は技術であるということです。今までは経験を積み重ねないと上達しないものだと思っていました。それももちろんあると思いますが、伝え方を学んでしまえば、技術として身に付けることができます。
例えば、デートして欲しい相手に「デートして下さい」と伝えるのではなく、相手の好みであるパスタを理解した上で「驚くほど旨いパスタどう?」と聞きます。どちらのお願いがOKしてもらえやすいでしょうか、明らかに後者ですよね。
言葉は違いますが、得られる結果はどちらも同じです。伝える方法を変えるだけで相手の反応は大きく変わります。
私の場合、会話するときにはこんな気の利いたことが言えないタイプなので、自分の思いを伝えるときにはこの本で学んだことを生かしたいですね〜。
読んだあとすぐに使える伝え方テクニック満載
この本の特徴は、読んだあと、すぐにでも学んだことを試せるテクニックが多く書かれているということです。かなり多いので、覚えるのが大変ですが、自分が試してみたいテクニックから試してみて、結果を検証しながら、都度改善をはかっていけば自分のスキルになると思います。
大事なことは、相手の気持ちや頭の中を考えることです。この本で紹介されているテクニックはすべてそのことに基づいているので、共感することができました。
この本で学んだこと、悪用しないでくださいね。