カフーツ2周年Jellyとコワーキング本「つながりの仕事術」で感じたこと

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結論から言います。
私はコワーキングで人生が変わりました。

コワーキングがなければ、早々にフリーランスで生きることを諦めてたかもしれません。

私は人付き合いが苦手ですし、話すのも苦手です。
考えてることを口にするまでのタイムラグが他の人よりも多いと思ってます。

でも、そんな私でもコワーキングは心地いい場所です。

日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」のオープン2周年を迎えたのと、
コワーキングの本「つながりの仕事術
」が発売されたので、
ここで今までのことを振り返りながらコワーキングについての思いを話していこうと思います。

このページの目次

フリーランスになるまでのいきさつ

私がフリーランスになったのは、前向きな理由ではなくむしろ、後向きな理由でした。

以前私は、企業に所属しながらプロジェクト先に出向するエンジニア(ほぼプログラマー)でした。

最初の数年は目の前のことをこなすことで精一杯でした。
何年かするうちにこのままでいいのだろうか?この仕事をずっと続けていていいのか?

と、悩み始めます。
悩み始めるうちに仕事をすることの意味を感じれなくなり、
毎日会社に行くこと自体が苦痛でしかたなくなってきました。

そんなストレスが溜まり溜まって辞めて、フリーランスになります。

コワーキングの存在を知ったのもちょうどその頃です。
第1回目の神戸ITフェスティバルでコワーキングについて「カフーツ」の伊藤さんがセミナーしているのを聞いたのが最初でした。

コワーキングという言葉に何故かひっかかり、
この話を聞くためだけに納期が近いのに有給をとって参加したことをよく覚えています。

今思えば、これが一つのターニングポイントだったかも。
いや、絶対そうだ。

人との出会い、ゆるいつながり、仲間ができる

コワーキングの存在を知ったものの、すぐに行ってみるということはなく、数ヶ月が過ぎました。

言い訳をするならこの数ヶ月内に子供が産まれたというのがあります。

上記の神戸ITフェスティバルは2011年4月にありました。
実際に私がコワーキングに行ったのは2011年8月。すでに4ヶ月も経っていました。

一人で「カフーツ」に突撃!
めちゃくちゃ緊張したのをよく覚えています。

いざ行ってみたら、その時は伊藤さん一人で拍子抜けしたのですが、
いろいろと話を聞かせてもらったことで妙に心地よかったです。

それから「JUSO Coworking」のコワーキング体験イベントや家族ラボという家族が気軽に集まって交流できるイベントにも参加しました。

こうして何度か足を運んでいくと様々な方との出会いがあります。
名刺を100枚以上渡しているので、100人以上とは会っているはずです。

すべての方とは深い付き合いがあるわけではありません。
でも、コワーキングに行くと何度か顔を合わせる方も多くなります。

大抵の場合は名刺交換をした後にFacebookでつながるので、
1回きりでも、その後のお互いの様子がわかったりします。

話してた以外のことを知ったりして意外な一面を見ることもしばしば。

「つながりの仕事術」でも書いていたように、
コワーキングはリアルなソーシャルネットワークです。

仕事への発展

コワーキングなので、一緒に仕事をすることが目的です。

ただ同じ場所にいるだけでは他と変わらないです。

コワーキングの場合はコミュニケーションを大切にしているので、
初対面の人には名刺交換をして、自己紹介をします。

そこでお互いのニーズが合うと、同じ仕事を一緒にするということも出てきます。

私はコワーキングで出会った方にWordPressの仕事、コーディングの仕事を任せてもらえました。

また、チームで活動されている方と仲良くなり、
そのチームのメンバーに入れてもらい、今もそのチーム内の仕事をしています。

また、僕からは自分ができない名刺作りをお願いしました。

アイデアをもらう、アイデアが浮かぶ

コワーキングに行くと、様々な職種の方がいます。
また、同業の方であっても得意なことはそれぞれだし、
その人の考え方や想いはやはりそれぞれ違います。

そういった方と話をすることで今までの自分の価値観とは違う考え方が入ってくることになり、いつも新鮮な気持ちになります。

自分とは全く違う考え方だったり、別業種の仕事をしているの方の話を聞くと自分の知識がどんどん増えていいきます。

もちろん、詳しくまではわからないです。
でも、ちょっと知ってるだけで自分の今までの経験や
自分ができることを組み合わせたアイデアが浮かぶようになります。

コワーキングに行くようになってからアイデアがよく出るようになりました。

また、自分一人で何とかしないといけない考え方もなくなりました。
人の強みと自分のちょっと出来ることを組み合わせればいいんじゃない?と思うようになってきました。

こう思うようになったのもコワーキングで知り合った方の考え方の影響です。

自分もコワーキングオーナーになったり、イベントを企画するように

2011年の12月末にありがとうの家と名付けた新築の家に引越しました。

注文住宅を考えてた時は自分たち家族が気持ちよく暮らせればいいとだけ思っていました。

その考えもコワーキングに行くようになってから、変わりました。
最も影響を受けたのが上で少し触れた「JUSO Coworking」での家族ラボです。

今見ると恥ずかしいですが、過去にこんな記事を書いていました。
十三コワーキング&家族ラボでの出会い

初めて参加した家族ラボに衝撃を受け、
自分の家でもこんなこと出来たら楽しいのではないか?と思いから、
家を時々開放してイベントを開くようになりました。

2012年1月から月1回のペースでイベントを開いています。

・「「おうちコワーキング体験会 Jelly Vol.1」を開催しました。
・「「おうちコワーキング体験会 Jelly Vol.2」を開催しました。
・「イベント「おうち開放Day 〜英語×音楽×コワーキング〜」を開催しました。
・「イベント おうち住み開き 「新春梅見会」を開きました。
・「イベント「おうち開放Day ~ランニング×住み開き~」を開催しました。

今後も予定しているイベントがたくさんあります。

今のところはイベントのみですが、週末のどちらか1日だけをコワーキングとして使えるようにすることも考えています。

過去イベントに参加して下さった方が「小旅行気分」ということを言っていました。
ちょっと都会からは離れているけど、それは長所にもなりうると思わされました。

都会でばかり仕事するのではなく、ちょっと離れた空気のいいところで
ちょっとした非日常を味わえる空間を私達家族のキャラを生かして作れればと思っています。

感謝、感謝、そして感謝

ざっと、私がコワーキングに出会ってきてからのことを書いてきました。

振り返ってみると1年でこれだけの変化があったのか、と驚かされます。

2012/5/18にカフーツオープン2周年Jellyのイベントに参加してきました。
ここで集まった人はなんと30人近く!15人も入れば満員の空間にこれだけの人が集まりました。

それだけ多くの方との出会いを作るきっかけを作ってくれた伊藤さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

時々行くJUSO Coworking深沢さん夫婦、新大阪コワーキング若林さん夫婦にも本当に感謝しています。

そしてコワーキングで出会った多くの方。
書ききれないほど人数になってしまうので、名前は出しませんが、
それぞれの方からいつも刺激をもらっています。

頑張っているところを見ると自分も!と思うし、
ちょっとしんどそうに見える時は心配になります。

いろいろとお世話になっているので、いつか恩返しできればと思っています。

これからもコワーキングで素敵な出会いがあり、いいアイデアが浮かんで、コラボしたり仕事に発展したりすることがあるかと思うとワクワクします。

・・・という感じのことがコワーキングに行ってみると
あなたにも起こり得ます。

つながりの仕事術
を読んで、実際に体験してみると何か新しい発見、きっかけが見つかる!(かもしれません。)