2013/5/21に神戸のコワーキングスペース「カフーツ」行われたネマ研(ネットマーケティング研究会)に参加してきました。
テーマは「ネマ研Vol.76~コンテンツ・マーケティングってなんだ!?~」。
もう76回も続いてるんですね・・・。すごいことです。
このページの目次
参加した理由
このテーマはブログを大切にしている私にとって、一番気になるテーマです。参加しない訳にはいきません。
結果から言うと、参加して良かったです。自分が今まで出来ていたことや、今まで全く気付いていなかったこと、これからすべきことのヒントを得た時間となりました。
私も長年ブログを書いていることで、自信を持っていますが、まだまだ未熟だと気付けたことが最大の収穫です。
この時間をより実りあるものにするために、話の内容をまとめました。
ネマ研で出てきた内容
コンテンツとは何か?
まずは、コンテンツとは何か?です。よく聞くコンテンツとは以下のように定義されています。
広義=ネット上で発信するすべての情報
狭義=サイト、ブログ、画像、動画、セミナーなどのアナログ的なこともコンテンツとなる、電子書籍、調査レポートなど
デジタルに限らず、私と誰かが会話していたとしても、それはコンテンツとして成り立ちます。コンテンツの意味は幅広いですね。
セリングとコンテンツの違い
セリングの意味は、短期的に売上をあげるための手段のことです。今回のネマ研では、セリングとコンテンツの違いについてわかりやすく一覧にまとめられていました。
いわゆるランディングページ、売り込みのページはセリングですね。情報商材の販売ページや、楽天の商品ページのようなものはセリングになります。
逆にコンテンツはこちらが情報を提供するだけで、売り込みすることはありません。あくまで主体的なのは、お客様であり、閲覧者です。ブログなんかはまさにコンテンツの塊と言えるものですね。
検索ユーザーが求めているのは、情報であって売り込みではないという話もありました。このあたりの話は先日受けたセミナーでもあった話です。
参考:「Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル」セミナーで感じたこと
セリングとコンテンツの違いをまとめた表を下に画像で掲載しています。
人がクチコミする仕組み〜会話はいつ発生するか
最近は広告ではなく、人が介在して情報が広がるようになってきました。TwitterやFacebookを利用されている方はよくわかると思います。誰かがシェアしたリンクを見る機会も増えました。
情報交換は古代から生き残るための手段として活用されています。インターネットでも、自分にとって必要な情報を直接ではなくても交換していますよね。情報を共有するのは回りまわって、自分の生活をラクにするためです。
私も含め、人々がWebサイトやブログにコンテンツを作るのは、自分が役に立つ人物だと思われるようにするための行動です。
自分が発信した情報が誰かにとって共感してもらえれば、クチコミが生まれます。人は自分が良かったと感じたことは誰かに教えたいものです。
商品を買いたいと思っている人がいれば、その人の心理を読み取り、悩みを解決できるようなコンテンツを作り続けていくことで、購買に結びついていきます。この考え方はどこにでも応用できますね。
コンテンツの作り方
コンテンツを作る前にまず確認すべきことがあります。
・なぜこのコンテンツを作るのか?
・あなたのオーディエンスは誰か?で、あなたは何者か?
・あなたのコンテンツに何を達成させたいのか?
・いつ、どうやって、コンテンツを制作しようとするのか?
・どこでパブリッシュするか?
これらのガイドラインを持っておけば、自分の考えがブレることもないし、続けやすいです。
以下はネマ研の話で聞いたことを箇条書きにまとめたものです。
・ターゲット層を細かくイメージする
・コンテンツはチームで作るとより良い。スケジュール化しておくと途切れにくい
・情報の受け手がページを見てどう感じるか?
・知りたいと思うこと、解決したいと思うことを書く
・顧客の言葉を使う。専門用語は使わない。わかりやすく書く。普通の言葉を使う
・真実のストーリーを伝える
・一回のイベントで複数のコンテンツを作ることができる
ほとんどが当たり前のことですが、できていないことも多いです。
最後の一回のイベントで複数のコンテンツを作ることができるというのは、例えばセミナーや勉強会を開くことになったら、告知や直前の案内、本番中の話・写真・動画、終了後のレポートなどで複数のコンテンツを作ることができます。
選ばれるコンテンツの要因
・突出性=より正確・より詳しく・よりわかりやすく・より新鮮
・独自性=自らの調査や取材、新たな視点、独自の情報源によるもの(日本語以外の情報源もあり)
感想と自分の課題
ひと通り話が終わったあとは、この内容を踏まえて、ブログ記事1000〜1500文字の構成を考える時間がありました。
考えた内容を発表して、批評していただきました。私の問題は序論、本論ときて、最後のまとめの部分があいまいという点でした。むむむ。さすが伊藤さん、僕の一番苦手としているところをズバズバっと突いてきました。序論とまとめを書くのが、ホントに苦手です。
伊藤さんからいただいたヒントは、序論とまとめを繰り返すようにして、多少メッセージを変えてみるということでした。序論のところで、言うべきことを言っておいて、最後の部分でもう一度表現を変えて伝えると、読む人により伝わりやすくなるのかな、と思いました。最後はゆるやかにトーンダウンするのが、いいみたいです。
他の方の批評でもたくさんヒントがありました。終わったあとは、他に参加されていた方とわいわいと。こういう時間が一番楽しいんですよね。
一番驚いたのは、ネマ研をきっかけにFacebook広告を始め、成約にまで至ったという話です。ネマ研の効果、すごいです。
きっとこれからも気になるテーマがあれば、ネマ研に参加します。神戸にこれだけレベルの高い勉強会があること自体、感謝するべきことだと思っています。
十分元がとれました。左下の伊藤さんの似顔絵がいいですね。
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