安曇野への旅で人生を見つめなおす その2

スポンサーリンク

前回記事「人生を見つめなおす旅 安曇野にて その1

今回の旅はノープランです。

今までは旅行をする時にはしっかりと計画をたててから行っていましたが、
事前準備は電車の時間を調べるだけで、あとは何もしませんでした。

2泊3日の旅の2日目。1日安曇野で過ごす日でしたが、
朝食を食べている時でもノープランでした。

当てのない旅。何も考えない1日。
そんな日があってもいいじゃないか。その方がかえって幸せなものです。

結局その日は散歩をしました。
せっかく安曇野に来たし、いろいろ見ていこうということです。

どこが名所なのかもさっぱりわからないので、とりあえず地図を見て気になったところへ。

王冠と猫

最初、地図では「王冠と猫」としか書いてなくて、
これは一体何だ?と夫婦揃って興味津々でした。
結局ギャラリーでした。美術品を展示して、販売していました。

そして、昼食は「ぶたのしっぽ」という謎な名前の店でカレーをいただきました。
店の名前は意味不明ですが、カレーの方はかなり美味しかったです。

ぶたのしっぽのオムカレー

そして、夕食ですが、この日も究極のマクロビで安全で美味しい料理をいただくことができました。
料理写真は一番下に載せています。

シャロムの名物(?)、夜の語らいですが、
5/3ということもあり、人数がとても多くなりました。20人近くはいたと思います。
ちょっとした宴会みたいな人数ですが、お酒はもちろんなく、全員自己紹介をしていきました。

この日は小学生になったばかりの子供から50代と思われる子供連れ夫婦まで、
幅広い年齢層で、皆の考えを関心を持って聞かせてもらいました。

男女問わず自然農、マクロビへの意識が高く、場所が人を選んでいる印象を強く受けました。
小さな子供も多くいましたが、皆お利口さんでした。
親の意識次第で子供の育ち方も変わってくるものだと確信しました。

この日一番驚いたのは、14歳、19歳の少年の話。
だいたいこの年齢の頃ってなにも考えずに過ごしているものだと思っていました。(私がそうだったので)

でも、この2人はもう事の本質を見つけようとしている。
日本社会への不安から自分の生き方をしっかりと見つめていました。
哲学的で禅や瞑想に興味を持つなど、私の同じ年の頃を考えると信じられないです。

私自身、今でこそ自分の生き方を見つめなおすようになってきましたが、まだまだです。
考えれば考えるほど深みに入りますが、考えないと進むべき道が決まらないとも思うので、
若い頃から自分を見つめることはとても大切なんだろうと思います。

19歳の子と少し話しましたが、私と同じ音楽の趣味を持っていて、
バンドをやるのが楽しいそうです。

ロックは一番自分を見つめている音楽だと思う。

 

ちなみにゴールデンウィークになると同じメンバーが集まって再会しているそうです。
1年に1度会う。家族の成長をお互いに確認する。
宿泊者同士のつながりって面白い!

我が家も来年も行こうかと思っています。その時は家族3人です。
どうなるかワクワク。

 

この日の料理です。
2011/05/03 夕食

人参と菜花のくるみ白和えバルサミコソース

長芋とひえのポタージュ

大根のステーキわさびテリヤキソース

バニラプリンつぶつぶストロベリーのせ

この日は屋根裏に泊まりました。料金は2300円。

屋根裏の寝床